設備紹介 Virtual Factory Tour
設備紹介 Virtual Factory Tour
2F
整毛エリア
メーカーから仕入れた歯ブラシの毛の「カット・検品」を行うエリアです。
ナイロン毛は全長「約1200mm」で入荷されますので、歯ブラシの規格に合わせて「約30mm」にカットします。
その後の検品では、「定められた規格通りの毛であるか?」、「外観に問題がないか?」などを確認します。
植毛エリア 辻村式植毛機
日本製の植毛機です。
海外製の植毛機と比較すると、毛を植えるスピードは遅いですが、1人のオペレータが複数の設備を同時に稼働させることができ、「小ロット多品種向け」の植毛機と言えます。
また設備の特性上、歯ブラシ以外の特殊なブラシの製造にも向いています。
植毛エリア 海外製植毛機
太陽刷子ではベルギー製とドイツ製の植毛機を使用しています。
日本製の植毛機と比較すると、毛を植えるスピードが速く、生産能力が高いのが特徴です。
「大ロット向き」の植毛機と言えます。
植毛エリア 海外製植毛機・毛切連動機
上記と同じ海外製の設備ですが、「植毛」と「毛切」が一度に行える「植毛・毛切連動機」です。
従来であれば、「植毛機:1名+毛切機:1名」が必要ですが、「植毛・毛切連動機:1名」で生産が可能です。
植毛エリア 辻村式植毛機 + 海外製植毛機・毛切連動ライン
「辻村式植毛機」と「海外製植毛機」をロボットでつなげた、太陽刷子オリジナルの生産ラインです。
特長は、3種類の毛を植毛できることです。
まず海外製植毛機で2種類の毛を植毛し、その後、辻村式植毛機で1種類の毛を植毛しています。
植毛後は毛切機に自動で搬送され、毛切も行っています。
毛切エリア
毛先のカットを行う毛切エリアです。
「平切り」・「山切り」・「縦横山切り」などなど・・歯ブラシに機能性を持たせる重要な工程です。
植毛済の歯ブラシを1本1本設備に投入し、毛先のカットと毛先の丸めを行います。
太陽刷子は、過去には同業他社に毛切機の設備を販売していたこともあります。
検査エリア
弊社では、全数目視検査を実施しています。
社内で発生する不良だけではなく、材料メーカー起因の不良を含め、50種類以上の不良項目を検査しています。
そのため、検査員は教育やテストを受け、合格者のみが検査を行う仕組みとなっています。
歯間エリア
弊社ではワイヤータイプの歯間ブラシのブラシ部分の生産を行っています。
※持ち手部分は成型メーカーで生産しています。
様々なブラシサイズに対応しています。
完成後は全数検査を行い、成型メーカーに出荷しています。
1F
エアシャワー
工場内に入る際は、必ずエアシャワーを通過する必要があります。
エアーシャワー内では、ルールや手順が細かく定められていますが、工場内に異物を持ち込まないために非常に重要であると考えています。
またエアシャワーを通過後には、「粘着カーペットクリーナー」で、頭のてっぺんから足先まで衣類に付着している繊維くず等を除去します。
カートナーエリア
歯科医院で販売されている歯ブラシのパッケージを行うエリアです。
歯科医院では個箱に入った歯ブラシを販売していますが、包材メーカーから仕入れた個箱を設備に供給すると、設備が自動で個箱を組み立てていきます。
組み立てられた個箱に、1本1本の歯ブラシを人の手で入れていくと、自動で個箱のフタを閉じ、完成です。
ブリスターエリア
スーパーやドラッグストアで販売されている歯ブラシのパッケージを行うエリアです。
スーパーなどでは、ブリスターパックされた歯ブラシをよく見かけますが、包材メーカーから仕入れた資材(ブリスタードーム・台紙)と歯ブラシを設備に供給すると、あとは自動で、ブリスタードームのポケットに歯ブラシを装填し、その上に台紙をセッティングし、ヒートシールを行います。